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# 投資のキホン

投資のキホン① なりたい姿を見つけたときのために。今こそ投資の扉を叩いてみよう

将来のお金のために何か準備を始めたい。
でも、何から始めればいいのかわからない・・・。
新しい世界に飛び込むことは勇気が必要だけど、今こそはじめの一歩を踏み出してみよう。

投資も仕事も人生も、すべてははじめの一歩から。

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最近は、テレビCMや新聞記事、雑誌の特集などでも「資産形成」が取り上げられるようになり、どうやら世の中の注目が高まってきているようです。
いきなり「資産形成」と言われても、自分には関係ないし、ピンとこない、と他人事のように感じている人も多いと思います。でも今は、いろんな制度も整っています。
「資産形成」のために、いろんな制度を活用して、投資のはじめの一歩を踏み出してみるチャンスかもしれません。

「投資」と聞くと、まだまだ「損をしたら怖い」「ギャンブル」「難しい」というようなマイナスのイメージを持っている人も多いでしょうか。
百万円単位、千万円単位、もしかしたら億円単位、そんな大きな金額を特定の企業や銘柄に投資する。
あなたも「投資」に対して、そういうイメージを持っているでしょうか?
それも確かに投資の1つの方法です。
でも、そんな大金を持っている人はめったにいないはず。
そして、たとえあなたが大富豪でも、一人でいきなり「資産運用」を始めることは難しいと言えるでしょう。
これは、例えると、新入社員がいきなり社運を賭けたプロジェクトを一人で担当するようなものです。
あなたも新入社員のころ、研修を受けて名刺交換の方法を習ったり、電話の受け答えを練習したりして、少しずつ仕事を任せてもらえるようになって、徐々に大きなプロジェクトを担当して・・・
というステップを踏んで成長してきたのではないでしょうか。
最初は緊張してたどたどしい挨拶になってしまったり、電話で声が上ずってしまったりしたでしょうか。
頑張ったのに上司に怒られてへこむこともあるかもしれません。
でも、思い切って意見を言ってみたり、先輩の仕事ぶりを真似してみたらうまくいった!ということがあったりと、勇気を出してチャレンジを重ねることで、そんな経験を乗り越え、少しずつできることが多くなってきたはず。

「投資」においても、全く同様です。
まずは勇気を出して始めてみる。そして少しずつ経験を積んでいくことが大切です。

あなたの目標はなんですか?

これまで、コラム「お金のキホン」シリーズでは、
・お金の色分け
・ライフイベント表の作成

この2つに一緒に取り組んできました。
今度は、色分けしたお金を、自分のライフイベントに合わせて目標に沿った方法で運用することを考えてみましょう。

「近い将来、まとまったお金が必要になった場合に備える」という目標を立てたなら、少額投資向けの制度「NISA(ニーサ)」を活用してみるという手があります。
「遠い将来を見据えて、豊かな老後のために年金を充実させる」という目標をもって始めるというのであれば、自分年金の制度「iDeCo(イデコ)」を活用するという手もあります。
投資を始める際に、利用しやすいとされているこの2つの制度については、次回以降のコラムで詳しく見ていきましょう。

ちょっと目を閉じて、なりたい姿を想像してみよう。

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今、わたしたちの周りでは大きな変化が起きつつあります。
日本人の平均寿命は着実に伸びていて、長生きすることが逆に「リスク」なんて言われる時代に突入しました。
一方で、少子高齢化にはなかなか歯止めがかからず、現役世代は今後も着実に減っていきます。
今のあなたは、日々のランチやお買い物も楽しみたいし、週末にはデートをしたり話題のスポットにも行きたい。
だけど将来、孫にお小遣いをあげたり、ランドセルをプレゼントしたり、そんな優しいおばあちゃんになりたいと思う日も来るかもしれない。
あなたは、いろんなあなたになることができます。
将来何があるかわからないし、どんな自分になっているか想像もつかない。
けれど、何かあったときに慌てない自分でいたい。

一度でもそう思ったことがあるなら、これからコラム「投資のキホン」シリーズを読んで、一緒に投資家デビューを目指しませんか?

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