• TOP
  • コラム一覧
  • インデックスファンド活用術② インデックスファンドとアクティブファンド

Level 3

# インデックスファンド活用術

インデックスファンド活用術② インデックスファンドとアクティブファンド

投資信託の運用方法には、主にインデックス運用とアクティブ運用の2種類があります。それぞれの運用方法を採るファンドは「インデックスファンド」、「アクティブファンド」と呼ばれます。では、これらのファンドはどう違うのでしょうか。

インデックスファンドとアクティブファンド

インデックスファンドとは、指数(インデックス)など、あらかじめ定めた目標(ベンチマーク)に連動する運用成果を目指すファンドを指します。一方、アクティブファンドはベンチマークを上回る運用成果を目指すファンドのことをいいます。ベンチマークを定めていないアクティブファンドもあります。

それに対して、投資信託は、複数の投資家から資金を集めて、運用の専門家が株式や債券などの銘柄を選択し、運用します。

インデックスファンドとアクティブファンドが目指す値動きのイメージ

20180424_application02_01.jpg

※インデックスファンドとアクティブファンド、それぞれに同一のベンチマークが設定されている場合の目指す値動きを表しています。

アクティブファンドでは、ベンチマークより高いリターンを得るために、ファンドマネージャーが投資対象となる企業の業績や財務状況を踏まえ、独自の運用ノウハウを活かして、積極的・戦略的に投資対象、組み入れ比率、売買のタイミングなどの投資判断を行い運用しています。そのため、ファンドの値動きは市場全体の値動き以外の要因にも影響されます。

対して、インデックスファンドは指数への連動を目指して運用されるため、ファンドの値動きは市場全体の値動きでほぼ説明できます。

市場を効率的と捉えるか、非効率的と捉えるか

なぜファンドには、インデックス運用とアクティブ運用の2つの運用方法があるのでしょうか。それは、市場に対して2つの異なる考え方があるからです。

ひとつは「市場は効率的である」という考え方

効率的な市場では、あらゆる情報は投資家を通じて即座に株価等に反映され、その結果、特定の投資家が継続的に他の投資家より優れた投資成果(リターン)を獲得することはできない、とするものです。こうした考え方の下では、インデックス運用が有効と考えられます。

もうひとつは「市場は非効率的である」という考え方

この考え方の下では、たとえば特定の情報を入手した投資家は、その情報を分析して市場平均を上回る投資成果(リターン)を獲得することが可能である、ということになります。この場合には、アクティブ運用が有効と考えられます。

この市場に対する2つの考え方は、どちらが正しいという訳ではありません。インデックスファンドを検討する際には、こうした考え方が背景にあることを理解しておくとよいでしょう。

調査や分析によるコストの違いにも注目

また、インデックスファンドとアクティブファンドでは、運用管理費用(信託報酬)にも違いがあり、一般的にインデックスファンドの方が低く設定されています。

というのも、アクティブファンドでは、市場平均以上の値上がりが期待される銘柄を選択し投資するため、ファンドマネージャーによる綿密な調査・分析に基づく投資判断が必要になります。つまり、それなりの運用コストがかかります。

一方、インデックスファンドでは、指数との連動性を高めるための運用上の工夫やノウハウは必要ですが、アクティブファンドのように銘柄選択のための綿密な調査・分析などは不要です。この違いが運用管理費用に表れていると言えます。

投資の考え方に合わせて選びたいインデックスファンド

「コストを抑えて長期投資を行いたい」、「投資対象市場全体の値上がりに期待したい」、あるいは「値動きの理由がわかりやすい方がいい」などの場合には、インデックスファンドの活用が有効でしょう。

逆に「市場指数などのベンチマークを上回るリターンを狙いたい」などの場合には、アクティブファンドの活用が有効となるでしょう。

インデックスファンドとアクティブファンド。いずれも市場には欠かせないファンドです。投資資金の性格やご自身の投資の考え方に応じて、2つのタイプをうまく使い分けて活用してはいかがでしょうか。

ベンチマークとの連動を目指すインデックスファンドと、ベンチマーク以上の運用成果を目指すアクティブファンド。両者の違いは、コスト面にも表れます。それぞれをよく理解して、ご自身の投資の考え方に合わせ、2つのファンドを使い分けて活用してみましょう。

販売会社

  • 野村證券
  • 秋田銀行
  • 足利銀行
  • 安藤証券
  • イオン銀行※2
  • 池田泉州銀行
  • いちよし証券
  • 今村証券
  • 伊予銀行
  • 岩井コスモ証券
  • 岩手銀行
  • auカブコム証券
  • SMBC日興証券
  • SBI証券
  • FFG証券
  • 大垣共立銀行
  • 岡崎信用金庫
  • 岡三証券
  • 岡三にいがた証券
  • 岡地証券
  • OKB証券
  • 香川証券
  • 鹿児島銀行
  • 関西みらい銀行
  • 北九州銀行
  • 木村証券
  • 九州FG証券
  • 紀陽銀行
  • 京銀証券
  • 京都銀行
  • 京都信用金庫
  • 極東証券
  • きらぼし銀行
  • きらぼしライフデザイン証券
  • 熊本銀行
  • 京葉銀行
  • 寿証券
  • 四国アライアンス証券
  • 静岡中央銀行
  • 静銀ティーエム証券
  • 十八親和銀行
  • 十六銀行
  • 証券ジャパン
  • 常陽銀行
  • しん証券さかもと
  • スマートプラス
  • スルガ銀行
  • ソニー銀行
  • 第一勧業信用組合
  • 第四北越銀行
  • 但馬銀行
  • 筑邦銀行
  • 千葉銀行
  • ちばぎん証券
  • 千葉興業銀行
  • 中銀証券
  • 中国銀行
  • 筑波銀行
  • 東海東京証券
  • 東京スター銀行
  • 東邦銀行
  • とうほう証券
  • 鳥取銀行
  • 名古屋銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 西日本シティTT証券
  • 八十二証券
  • 肥後銀行
  • 百五銀行
  • 百五証券
  • 百十四銀行
  • ひろぎん証券
  • 広島銀行
  • フィデリティ証券
  • 福岡銀行
  • 福岡中央銀行
  • PayPay銀行
  • PayPay証券
  • ほくほくTT証券
  • 北洋銀行
  • 北洋証券
  • 北陸銀行
  • 北國銀行
  • 松井証券
  • マネックス証券
  • 丸近証券
  • 三木証券
  • 三津井証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  • 水戸証券
  • 宮崎銀行
  • むさし証券
  • 武蔵野銀行
  • 明和證券
  • めぶき証券
  • もみじ銀行
  • 山口銀行
  • 山梨中央銀行
  • 山和証券
  • 楽天証券
  • 琉球銀行
  • 労働金庫連合会
  • ワイエム証券

各販売会社によって取り扱いファンドは異なります。
詳しくは販売会社にお問い合わせ下さい。

インデックスファンドとは
インデックスファンドとは 特定の市場全体の値動きを示す指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託です。
野村インデックスファンド 愛称:Funds-i(ファンズアイ)
野村インデックスファンド 愛称:Funds-i(ファンズアイ)とは、野村アセットマネジメントが設定・運用を行うインデックスファンドシリーズの愛称です。
商号:野村アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第373号
金融商品取引業の種別:投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業
加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会/一般社団法人第二種金融商品取引業協会